ミメーシス Mimesis
会場:BankART Station
弾が飛んでくる うまくよけなければ 殴られる時には歯をくいしばりすばやく殴られるか すりぬけて逃げる 逃げなければならない こんなひどいところから逃げて ここにいてはだめ 逃げ切ること 速く動くこと 追いつかれないこと そうでなければ殴られっぱなしだ そういいながらわたしは殴る 殴るしかない殴られないために こんなふうにずっと 殴りつづける 逃げつづける
本年創立20周年となる、記念すべきARICAの新作公演。近年、大野一雄の「ミメーシス=模倣」によって、世界を震撼させた川口隆夫をゲストに迎え、新たな境地を開く!
教える人と教わる人。二人の「教えと学び」からやがて、「加害と被害」「命令と服従」の関係が成立し、さらに性差や社会的な階層性の醸し出す暴力が加味される。時にはグロテスクだが、滑稽な事態でもある。そこに潜むのは、かつての「戦い」の加害と被害の記憶。はたして記憶の身体化は可能なのか。
歩いてみて ゆっくり 痛い?
はい (歩きはじめる 痛い 少し痛い まだ )
歩いてもう一度 わたしのあとについて
はい (うなずき うなだれる びっこをひきながら歩く 傾いている)
速い 速すぎる 遅くして もっと遅く 遅くなれ 遅く
はい (遅くする 遅くなる なりすぎている もつれる)
正しく遅く なって正しく遅く なって正しく背筋を 伸ばして 伸ばしすぎず 時々縮める 時々だらんと
だらん (わたしはそうやって崩れ落ちる いつも 力が抜ける それではたたかうことができない と言われてきた)
もっと
だらん ぶらん (わたしは崩れ落ちる 少し起き上がる また崩れ落ちる いま どうやってたたかうか たたかうふりをするか たたかわなくてすむか)
演出:藤田康城
テクスト・コンセプト:倉石信乃
出演:川口隆夫 安藤朋子
音楽:福岡ユタカ
美術:高橋永二郎
舞台監督:菅原有紗(ステージワークURAK)
照明:岩品武顕 (with Friends)
音響:田中裕一(サウンドウエッジ)
衣装:安東陽子
衣装製作:渡部直也
宣伝美術:須山悠里
協力:茂木夏子 前田圭蔵 山田規古
制作:福岡聡(カタリスト)
主催:ARICA
助成:文化庁:ARTS for the future!
【会場】
BankART Station(みなとみらい線「新高島」駅構内B1)
横浜市西区みなとみらい5-1 新高島駅地下1階
みなとみらい線「新高島」駅下車直結 / 市営地下鉄「高島町」駅下車徒歩7分
【日時】※受付は開演の30分前
12/15 (水)Wed. 19:00
12/16 (木)Thu. 19:00
12/17 (金)Fri.19:00
12/18 (土)Sat.15:00 / 19:30
12/19 (日)Sun.15:00
TICKET
一般:前売:Adv ¥3,500 当日:Door:¥4,000 YPAM参加者¥3,000
学生:Student 前売・当日とも¥2,500 税込・全席自由席
※学生券をご利用のお客様は、当日必ず学生証をお持ちください。お忘れの場合差額を頂く場合がございます。
チケット取扱:YPAM https://ypam.jp イープラス
お問い合わせ:カタリスト 070-7528-7065 mail@aricatheatercompany.com
◆新型コロナウイルス感染拡大予防への取り組みとご来場の皆様へのお願い
◇以下のお客様につきましてはご来館をお控えいただきますようお願いいたします。
・体調がすぐれないお客様
・37.5度以上の発熱や咳などの症状があるお客様
・過去2週間以内に発熱や感冒症状で受診や服薬等をされたお客様
・くしゃみや鼻水などにより他のお客様にご迷惑をおかけする可能性があるお客様
・同居家族や職場、学校など身近に新型コロナウイルス感染症の感染者もしくは感染の可能性のある方がいらっしゃるお客様
・海外から日本へ入国後14日間経過していないお客様
◇ご来場時のお願い
・入場時、非接触温度計による発熱検査をおこないます。発熱が疑われる場合、改めて体温測定をさせていただき、37.5度以上の場合はご入場をお断りいたしますので、あらかじめご了承ください。なお、37.5度以上の発熱が認められた場合、ご観劇チケットの払い戻しをおこないます。
・検査実施に伴い、通常より入場にお時間がかかる可能性がございます。時間に余裕を持ってご来館くださいますようお願い申し上げます。また、規制退場をおこなう場合がございます。
・こまめな手洗いへのご協力をお願いします。
・施設内では必ずマスクの着用をお願いいたします。マスクを着用されていないお客様の入館はお断りいたします。
・水分補給や服薬に必要なお水等は各自お持ちくださるようお願いいたします。
・トイレにお並びの際は、お客様同士で最低1mの身体的距離を確保し、対面での会話や飲食はお控えください。
・施設内でのお食事はご遠慮ください(水分補給は除く)。
・着席時に他のお客様が自席前を通るときには、互いの接触を少なくするようご協力ください。
・飛沫感染防止の観点から、場内での会話はお控えください。