ARICA+越田乃梨子 終わるときがきた
2022年12月7日〜11日
会場:BankART Station
会場:BankART Station
ひとり、ひとけのない通りのベンチに座っている。帰る家をなくしているらしい。かつて暮らしていた、見つかることのない家を探している。心のつぶやきがどこからか聞こえてくる。そして同時に、その姿は映像でも投影されている。映像の介入によって、舞台に実在する身体から、自分自身を他者として見つめる虚像の身体を、幽霊のように離脱させる。2019年の京都での公演『終わるときがきたーベケット「ロッカバイ」再訪』で協同した映像作家、越田乃梨子と、新たに書き下ろした倉石信乃のテクストで、再びコラボレーションを行った。実在する身体と虚像の身体が共演する、全く新しいパフォーマンスとなった。
演出:藤田康城
テクスト:倉石信乃
映像・コンセプト 越田乃梨子
出演:安藤朋子
音楽:福岡ユタカ
装置:高橋永二郎
照明:岩品武顕 (with Friends)
音響:田中裕一(サウンドウエッジ)
舞台監督:佐藤幸美(ステージワークURAK)
衣装:安東陽子
衣装製作:渡部直也
宣伝美術:須山悠里
字幕翻訳:常田景子
字幕製作:藤田紅於
記録映像撮影・編集 中瀬俊介
写真撮影:宮本隆司
制作協力:前田圭蔵
制作:福岡聡(カタリスト)
主催:一般社団法人ARICA