KIOSK ニューヨーク・バージョン

2008年9月18~20日(全3回公演)
会場:NewYork・ JAPAN SOCIETY

『KIOSK』の売り子が、ニューヨークにやって来る。冒頭新宿駅のキオスクの映像が流れるなか、ゆっくりとニューヨークの『KIOSK』の開店準備が始まる。女店員は場所がニューヨークであろうが、どこであろうが動じることはない。アメリカでの出店に合わせ、自動的にペットボトルのキャップが飛び出る奇妙な電動機械を導入するがそれはさらに女の労苦を増長させるばかりだ。ひたすら女は、Japan Societyの広い舞台をキャスター付きの椅子で疾走する。

テクスト・コンセプト:倉石信乃
演出・美術:藤田康城
出演:安藤朋子
作曲・演奏:猿山修・高橋永二郎
舞台監督:鈴木康郎
照明:今泉まり
音響:田中裕一(サウンドウェッジ)
機械装置:高橋永二郎
〈はたき〉製作:勝本みつる
衣装:安東陽子(NUNO)
映像:須山悠里
写真:宮本隆司
制作:前田圭蔵・天野未来
協力:丸岡ひろみ